2016年03月10日(木) 19:00
先週の弥生賞、すごいレースでしたね。2歳王者のリオンディーズを負かしたマカヒキ。実に強かった。でも、リオンディーズも負けて強しの印象。この経験を糧に、皐月賞での巻き返しに期待がかかります。
そのうしろ、3着に豊さんのエアスピネル。いつもの弥生賞なら勝っていてもおかしくないのに、ね。厩舎をまわっていたら、豊さんが今週この話題に触れて「弥生賞で2分を切るとは…」と話していたという話を耳にしました。やはり、この2頭が相当強いということ、なんでしょうね。名手の言葉でも裏付けられたかんじがしました。
それにしても、今週はトレセンでもこの弥生賞の話で盛り上がりました!この2頭とはぜんぜん関係ない陣営もノリノリで弥生賞の話をしてくる。ルメール騎手の選択がクラシックの結果にどう結びつくのか。気になって仕方ないですよね。この調子で競馬がもっと盛り上がってほしいな。
今週は厩舎にマカヒキの様子を見に行ったのですが、引き続き元気な様子でした。マカヒキはひじょうに賢いんです。カメラを向けると、じっとしてこちらを見つめる。なんかポーズをとっているみたい。
「そうなんですよ。実はカメラで撮られるのが好きみたい」と担当の大江助手。
へー、そうなんだ!と調子にのってしばらく撮っていたんですが、嫌がるどころか自分で顔の角度をちょっとずつ変えたりして。実に落ち着きながらも“撮られてる”のをすごく意識しているんですよね。モデルか!と突っ込みたくなるくらいに(笑)。
「競馬が終わって帰ってきたときも、“走りきった感”はありましたけど普段と変わらない様子でしたよ」(大江助手)
ほんと、大物感たっぷりなんです。
一方、サトノダイヤモンドも順調そのもの。今年の皐月賞のこと、考えただけでわくわくするのはみんな一緒ですよね。また、そのあたりを書いていけたらと思います。
さて、今週、池江厩舎からはリボンフラワーがアネモネSに出走します。「以前より落ち着きが出てきましたよ」と担当の松村厩務員。これはきっと、彼女にとってプラスにつながるはず!無事、ここで権利をとってほしいです。
ちなみに池江厩舎で芦毛はあまり見かけないのですが。いまは偶然にも芦毛が2頭、横の馬房に並んでいます。もう1頭は先週未勝利戦を勝ったシルバーポジーなんですが、この2頭はかなり似ている!まず、同じ3歳牝馬ですし、年のわりに色が白い点も、顔つきも表情もそっくりなんです。様子を見ていたら、しょっちゅう見つめ合っていて仲もよさそう。お隣さんにあやかって権利取りといわず、勝って桜花賞へ向かえたならどれだけいいことか。距離もこのくらいのほうがよさそうですし、楽しみです。
手前がリボンフラワー、奥がシルバーポジー
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花岡貴子
デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)
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