中山牝馬Sは“無理にでもひねってみたい”レース!

2016年03月11日(金) 18:00


◆ルージュバックと心中しきれない理由

 ルージュバックの参戦でぐっと盛り上がっている中山牝馬S。ただこのレースは荒れてナンボのレースでもある。素直に同馬を買うというよりは無理にでもひねってみたいというのが私の方針だ。

 そのルージュバックだが、昨年は外厩メインで調整するのか厩舎に置くのかというところばかりが注目され、外野も騒いで逆に焦点がボケた印象がする。デキももちろん重要なのだが、競馬は適性や展開も大きく作用するわけで、そちらが敗因になってきた面も当然あるはずだ。

 そう考えると、中山芝1800mという舞台は少々不安でもある・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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