スプリングSの有力馬分析と「かなり魅力を感じる馬」

2016年03月18日(金) 18:00


◆極端な穴狙いはしづらい

 スプリングSは以前と比較すると堅い重賞になりつつあり、極端な穴狙いはしづらいところ。買い目を絞るか、フォーメーションでアトサキをはっきりさせることで採算性の良い馬券を組み立てていくのがよい。

 ロードクエストは満を持しての登場。ホープフルSではハートレーに体当たりぎみの先捲りを打たれて2着となったが、それでも地力のあるところは見せた。夏重賞の勝ち馬は成長力が課題となるだけに、2歳末の重賞を好走できたことは心強い。

 ただ、脚質的なリスクはある・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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