2016年03月22日(火) 18:00
文・奥野庸介(TIS)
【シーマクラシック】
昨年の二冠馬ドゥラメンテに加えてJC2着のラストインパクト、ダービー馬ワンアンドオンリーという強力布陣で臨むシーマクラシック。プレップのドバイシティオブゴールドを完勝した英国馬ポストポンドをエースとする欧州勢が対抗勢力となる。大方の見方はドゥラメンテVSポストポンドだが、筆者は6:4でドゥラメンテ有利と読んでいる。欲を言えば現地で一戦したかったが、中山記念がその代わりとなったはず。心身の成長は目を見張るものがあり、今のデキなら世界のどこへ出ても通用する。
ポストポンドは昨年のキングジョージ優勝馬。ドバウィ産駒らしく、スピードと勝負根性は折り紙付き。5歳になって益々充実している。
アイルランドを本拠にするハイランドリールは米国(G1セクレタリアトS)、香港(G1香港ヴァーズ)で大輪を咲かせたグローヴトロッター(世界を股にかけて活躍する馬)。環境の変化をプラスにするタイプだ。さらにはフランス馬ダリアンも争覇圏に加わる。
展開がはまればラストインパクトの一発が怖い。近走成績は芳しくないが、メイダンで好走実績のあるワンアンドオンリーの巻返しは十分に考えられる。日本馬による上位独占があっても不思議ない。
[奥野庸介の予想] ◎・・・
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