2016年06月07日(火) 18:01 80
今週はレースを振り返りつつ、各馬の手応えに迫ります!
今回の太論では、4月後半から5月のレース回顧を。残念ながら、3歳クラシック路線には騎乗馬がいなかった小牧騎手ですが、夏から秋にかけて期待できそうな3歳馬は少なくありません。夏の重賞に向け、古馬のお手馬勢も順次スタンバイ。レースを振り返りつつ、各馬の手応えに迫ります!
(取材・文/不破由妃子)
小牧 そうそう、騎乗停止で乗れなくてね。一番最初は芝のすみれSで騎乗して5着やったんやけど、ここにきて馬がグッと良くなってるわ。
──500万を勝ったときは、最後独走状態にもかかわらず、1分51秒フラットの好時計。文句なしで強かったです。
小牧 うん。でも、あんなに圧勝するとは思わんかった。その前に2着したときも上手く乗れたつもりやったから、「これで勝てんのやったら、この馬、勝てんのちゃうかな」と思って、この前も半信半疑やった。でも思った以上に馬が良くなっていて、実が入ってきたなぁって感じたわ。関東オークスはどうなんやろ? 出られるんかな?
──現時点では補欠2番手です。
小牧 そうかぁ。出られたらいい勝負できそうやけどな。
──続いては、5月1日の新潟8Rを勝ったケンベストカフェ。ハナ差でしたが、見た目以上に強かった。
小牧 よう勝ったね、あれは。最後は際どかったけどね。関東馬で勝ったのは久しぶりなんちゃうかなぁ。
──2013年2月2日のアドバンスウェイ(すばるS・武藤厩舎)以来ですから、3年3カ月ぶりです。
小牧 そやろ? 聞いたところによると・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。