2016年07月14日(木) 18:00 20
(撮影:高橋正和)
しかしこの2頭は本当に抜けて強いだろうか?と疑問を感じて、出した結論がマイペースの逃げに持ち込んだときの◎ケイティブレイブだった。
そのとおり、ケイティブレイブは単騎でマイペースの逃げに持ち込んだ。ノーモアゲーム以外の中央馬が続いて、その中には名古屋のカツゲキキトキトもいた(これについては後で触れる)。それらを前に見るような位置からレースを進めたのが、中央からの転入初戦で東京ダービーを制したバルダッサーレだった。
向正面では2番手以下に4~5馬身ほどの差をつけての逃げに持ち込んだケイティブレイブは・・・
斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。