もはや人気馬は最初に消すのが正攻法なのか?/中京記念(GIII)

2016年07月25日(月) 12:00


 まあこの夏のハンデ重賞は荒れますね。

 という反面、毎年2桁人気馬が絡んで大波乱傾向だった今週の『中京記念』は、今年は7番人気・6番人気・4番人気という中団人気馬の組み合わせで8万円台の中波乱。捕まえようと力を入れるとスルリと逃げるまるでウナギのようなレースです。このレース、来年は獲れるようになる秘策はあるのでしょうか?


【検証ナンバー040】

サンプルレース名/2016年07月24日(日)・中京11R・中京記念(GIII)芝1600m

【レース前状況】
 夏のマイル施行に変わってから4年。まだ一度も1〜4番人気が2着以内に来ていないという荒れる重賞になっていた。今年は昨年の1〜3着馬も出ているが、それらも揃って人気薄という状況に。そんななか1番人気は初重賞制覇を狙う56キロのダッシングブレイズ(ルメール)。前走は『京王杯SC』4着、中京の相性も悪くない。2番人気は54キロのトウショウドラフタ(田辺)。こちらは出走中唯一の3歳。前走は『NHKマイルC』5着だがその前は中京での『ファルコンS』を勝っている。3番人気は55キロのタガノエスプレッソ(デムーロ)。前走は準オープンながら中京マイルの同舞台を勝っている。単勝オッズ10倍以下が6頭もいるというまさに混戦となっていた。

【レース結果】
1着ガリバルディ 牡5(7番人気)福永
2着ピークトラム 牡5(6番人気)小牧
3着ケントオー 牡4(4番人気)和田

【払い戻し】

単勝 1170円

枠連 1780円

馬連 5110円

馬単 1万1700円

3連複 1万4750円

3連単 8万7790円

来年は1〜3番人気をバッサリ切るのが正攻法?

 先週の『函館記念』同様に、ここも人気上位馬が走らない傾向にある・・・

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大石川大二郎

No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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