2004年10月13日(水) 12:30
馬券に攻略法があるのか、これは競馬をやり続ける者にとり永遠のテーマでしょう。その証拠に、この種の本は、入れ替わり立ち替わり登場し続けています。何か勝つ為の方法があるのではないか。
今度始まった3連単は、確かに高配当がとび出して魅力に富んでいます。
これを宝くじと考えたら、ずっと気は楽なんですが、やはり競馬は的中の快感こそ一番です。そんなに大きな配当でなくても、1万円そこそこのものなら手の届くところにありそうで、そういう楽しみ方でずっと続けている友人がニコニコ顔で話していました。
そこで考えたのですが、高配当のよく出る最終レースは、それこそ宝くじ感覚で遊び、その他の3レースは馬単を考える方向で3連単にチャレンジしたらと、現在動き出しています。高額配当の目安は、1〜3着馬の人気数の合計がそのレースの出走頭数を超えているかどうかで、あとは穴ジョッキーを決めるのです。
まず、人気数の合計が出走頭数を大きく上回るほど、当然のことながら、配当は大きくなっています。3連単の最高配当は10月9日の京都の最終12Rで、150万円を超えました。1〜3着馬の人気は、15番人気、9番人気、4番人気で、その数字の合計は、出走頭数15を大きく上回っています。
因みに、高額配当の第2位は9月18日の札幌12Rで、16頭立てで1〜3着馬の人気は、9、11、3でした。つまり、その合計は23でした。第3位は9月18日の中山の12R、16頭立てで、10、7、3番人気の順に入り、その数字の合計は20です。この3つのレースは、いずれも100万円を超す高額配当ベスト3で、組み合わせの順位で数10万円を超すことがあっても、一応の目安としてこれを考慮する価値はありそうです。
とにかく、発売馬券別のシェアが37%もある3連単ですから、これとどうつき合うかは、今のところ最大の関心事です。上手にやりましょう。
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長岡一也
ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。