2016年08月30日(火) 18:00 17
◆「先鋒隊」と思っていた馬たちが大活躍
春先にPOG取材を一通り終え、取材ノートを見返した時、今年の要注目厩舎は音無厩舎だと感じていた。常にリーディング上位に顔を出す厩舎ではあるが、決して良血馬の宝庫というわけではない。ただ、今年はディープインパクト産駒6頭に桜花賞馬ジュエラーの全弟にあたるハリーレガシーなど、血統的なレベルが非常に高いラインアップ。実際に2歳世代について話している音無調教師の表情は非常に明るいことが多かった。
その中で春先からトレーナーがよく口にする言葉があった。「ディープ産駒はすべて秋以降からデビューする予定。ジュエラーの下も秋以降です」。音無厩舎は例年、2歳は比較的、ゆっくりとした始動。期待馬と言われる存在は秋の阪神、京都開催を中心に始動することが多い。ということで、前述の言葉は高い期待の表れだと思っていた。
しかし・・・
赤本取材班
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