セントライト記念はダービー組が強いレースだが…

2016年09月16日(金) 18:00


◆大敗馬の巻き返しに警戒

 セントライト記念はダービー組が強いレース。ただ、ダービー組どうしの間では序列が入れ替わることがあり、油断なく予想したい。

 ダービー組の中で格上といえばディーマジェスティ。皐月賞は前半が流れたことで差しが届きやすくなり、ダービーはいったん13秒台まで落ちたあと5ハロンスパートする競馬になって、この馬の持続力型としての適性が生きた。

 セントライト記念はいわゆるよーいドンの競馬にはなりにくいし、今回は先行タイプも揃っている。嫌なのはいったんペースが落ちたあと再度上がり始めるタイミングが遅くなることだが、それを防ぐために早めに捲り上げてもよいと思う。

 マウントロブソンは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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