2016年09月19日(月) 18:00 42
南関東最年長12歳のコアレスピューマ(船橋・坂本昇厩舎)が、現役を引退することになりました。
南関東地方競馬は在厩馬の年齢制限があり、9歳いっぱいまでと決められています。A1馬に限っては特例があり、1年間のうちに1度でも5着に入れば延長可能です。コアレスピューマはそれをクリアしながら現役生活を送ってきました。南関東でこの年齢まで現役を続けられたこと自体が本当にすごいんです。
後半の調教パートナーは仲野光馬騎手。12歳には思えないようなピューマの若々しい馬体も目を引きます
中央時代は美浦の池上昌弘厩舎に所属し3勝を挙げ、2010年1月から船橋競馬場の一員になりました(川村昭男厩舎解散に伴い坂本厩舎へ)。
Bクラスからコツコツと走り続け、A1クラスにまで上り詰め、2011年東京スプリントは優勝したセレスハントから0.1秒差の惜しい3着。昨年のアフター5スター賞は、最低人気ながらも往年のピューマを彷彿とさせるような力強い内容で2着に入り、多くの感動を呼びました。
大井1200m戦は大得意。しかし、砂を被るのは最後までお好きではないおじちゃまでしたが、ちゃんと走り切ったときは年齢を重ねてからも躍動感たっぷりの走りを披露。
結果的にはラストランとなった今年6月の川崎スパーキングスプリント
「若い頃から追い切りでもレースでも走り切ったときの集中力はすごかったね。年を取ってからも一生懸命に走って、負けていられないという闘志を持ち続けたことは、アスリートとしても素晴らしかったし尊敬する。厩務員を長年やっていても、これほどの馬はなかなかいないよ」と、苦楽を共にしてきた伊藤正晴厩務員。
苦楽を共にしてきた伊藤厩務員と。Pのマークはコアレスピューマのカイバ桶の印
「うちにいたのは約4年だったけど、頭が下がる思いだね。こんなにも長い間、しかも一線級で走り続けた訳だから大変なことだよ。今度は第二の馬生で頑張って欲しい」(坂本調教師)
厩舎に顔を出すと、青鹿毛の馬体はいつもピカピカテカテカ、前髪やタテガミなどもサラサラで、大切にされていることが体全身から伝わってくる馬でした。船橋競馬場に来てからは一度も放牧に出たことがないので、そこから旅立っていくのはとても寂しいですが、ピューマにとってこんなに幸せな余生はないですよね……。
イケメンの代表格でもありました
ピューマ、本当にお疲れ様でした!長生きしてください!いつまでも幸せに!