2016年09月27日(火) 18:01 88
▲春のスプリント王・ビッグアーサーでセントウルSを勝利。あの逃げの真相とは
先日のセントウルSの競馬について、「なぜ逃げたのですか?」という質問が多数届いた。
もちろん、自分のスタート次第、相手の出方次第という不確定要素は多分にあったが、レース前から6、7割くらいは逃げる腹づもりでいた。しかし、その理由について、今ここですべてを明かすことはできない。セントウルSに込めた思いは、スプリンターズSのレース回顧のときに改めて書きたいと思う。
前哨戦とはいえ、「ここは負けてもいい」という思いはなかった。ただ、目の前のセントウルSを勝つためだけに逃げたのではないことは確かだ。・・・
福永祐一
1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。