2016年10月05日(水) 18:00
【次回公開日変更のお知らせ】
今週末3日間開催の関係で来週の最終追い切り日を変更することが予想されます。そのため次回「調教Gメン研究所」の更新は10月13日18時の公開となります。予めご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。
先週のスプリンターズSはソルヴェイグに◎を打って正解。馬券は複勝のみでしたが、好配当のおかげでプラス収支にもっていくことができました。レースを見ていた時は4コーナーの時点で「ビッグアーサーにやられた」という手応え。ただ、直線を向いた時に進路がなく、おまけに躓く不利まであったので、最終的には12着という結果に。これについては、福永祐一騎手が「祐言実行」のコラムで回顧をしています。
以前、天皇賞(春)のシュヴァルグランについて、同騎手が回顧した時にも当コラムで書きましたが、このように騎乗者から具体的な回顧をしてもらえることは本当に助かります。これまでは勝った時のジョッキー回顧は多かったのですが、今回のように1番人気を惨敗した時の回顧というのはほとんどありません。そういった意味でもこういった回顧は意味のあることだと思います。
実はこの先、1時間ほどかけて、じっくりと文章を書いたのですが、結局何を伝えたいのか分からなくなったので削除しました(笑)。でも一言だけ書かせていただくと、回顧コラムはビッグアーサーに対する立場によって、受け取り方が大きく違ってくると思います。私はビッグアーサーに対する評価を4番手にした立場として「なるほど」「やっぱり」と思えることが多かったということです。
【毎日王冠/アンビシャス】
昨年はラジオNIKKEI賞を勝って、3歳の秋初戦として出走したレース。今年は宝塚記念に敗れて、休養を挟んでのレースとなりましたが、どうも中間の追い切りが昨年と違います。昨年の結果が6着だから、変化があった方がよい。そんな見方もあるでしょうが、私は昨年は調子が良かったけど、出遅れた結果が6着。メンバー最速上がりを使っていることが状態の良さを示していたと思っています。
1週前追い切りは併せ馬で先着した上、4F51.0秒、1F12.6秒の時計をマーク。それが今年は・・・
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ
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