2016年10月05日(水) 18:00 13
◆東京の重賞を使う陣営は、日本ダービーを意識するもの
分かっちゃいるが、どうも記者はデータやジンクスのようなものにとらわれ、思いっ切り裏目に出るケースが、やたらと多い。過去の日本ダービー馬に「1月生まれ」が一頭もいなかったがために、マカヒキを本命にできなかったのが、その典型例だが…。記念すべき最初の海外馬券発売レースになった凱旋門賞でも、またやらかしてしまった。
これまで、凱旋門賞では未勝利だったガリレオ産駒。もちろん、今年の舞台がロンシャンではなく、シャンティイだったことくらいは知っている。しかし、「実際に勝ち馬が出るまでは…」とジンクスを重要視して買ったのは“ガリレオ産駒無視馬券"。結果はご存じガリレオ産駒のワンツースリーだったのだから、これ以上の“外しっぷり”があろうか。
ただ、これはこれで妙にすがすがしく、また予想の楽しみが一つ増えた感じ。マカヒキの結果に落胆した関係者も多かろうが、これからも海外に積極的に目を向けてほしい。
さて今週から開催が替わって、東京、京都に舞台を移す。と同時に秋の2歳重賞戦線も活発化。POGコラムとしては・・・