2016年12月21日(水) 18:00 39
レースでは折り合いと馬のリズムを大事にしているという杉原騎手。今回は、師匠である藤沢和雄調教師、兄弟子である北村宏司騎手のことをお聞きしました! 2人から学んだこととはいったい!?
(取材・文/大薮喬介)
杉原 それもありますが、一番は自分の騎乗スタイルに合っているからですね。
――藤沢和調教師は、普段どんなアドバイスをしてくれるんですか?
杉原 先生は事細かくアドバイスをする方ではないです。でも「外を回りすぎだ。内の馬も一生懸命に走っているんだから、3頭分外を回るだけで追いつけなくて馬は走る気をなくすんだぞ」とか、「最後にしっかり脚を使わせることを心がけろ」とはよく言われますね。うちの馬はスタートがいい馬が多いですが、あえて抑えたりもします。目先の勝利だけではなくて、今後のことを考えての指示ですよね。だから、余計に馬のリズムが大事になってくるんです。
――やっぱり藤沢イズムが浸透しているじゃないですか!
杉原 そうなんですかね。まぁ、僕自身も・・・
ジョッキーズ
元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!