2016年12月23日(金) 19:00 87
◆機械的に買い続ければ良い種牡馬は偉大
JRAで行われる芝2200m以上の古馬混合(GI)レースは、天皇賞春、宝塚記念、ジャパンカップ、そして有馬記念の4レース。過去5年で最も3着以内馬を出しているのは、やはりディープインパクト。全体の20%以上を占める9頭が14回馬券になっています。出走比率は約17%ですから、出走比率以上に走っているのです。(もちろん、G1にまで駒を進められること自体も、種馬としての能力の高さを示しているわけですが)
そして、古馬混合のディープ産駒には特筆すべき傾向があります。先の4レースで馬券になった9頭のうち、5頭は「牝馬」なのです。さらに勝ち馬もジェンティルドンナ、ショウナンパンドラ、マリアライトとすべて牝馬。
先の4レースで複数回、3着以内に入ったことがある馬もジェンティルドンナ、ショウナンパンドラ、デニムアンドルビーとすべて牝馬。2012年以降、ディープ牝馬は先の12レースのうち8レースで馬券対象馬を出しています。
当コラムでも何度も書いていますが・・・