2017年02月18日(土) 18:00 54
◆取り巻く状況に「死角めじろ押し」でも
ダートG1向きとはいえない「追い込み一手」の脚質は心配だが、充実著しい5歳カフジテイク(父プリサイスエンド)から入りたい。里見オーナーが20数年も経ってようやくG1に手が届き、北島三郎オーナーが約半世紀も我慢してG1馬に恵まれたのが競馬人生。カフジテイクの加藤守さんが、53年のオーナー生活でまだG1馬に出会っていないなど、たいした死角ではないだろう。やっとチャンスのあるカフジテイクに巡り会えたのだから、それは素晴らしく嬉しいことである。
とはいいながら、湯窪調教師が(騎手時代から通算)40数年も・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。