2017年04月08日(土) 18:00
◆阪神JFの時点で、桜花賞勝ち負け必至のレベル
もっとも重要視していいのは、2007年から現在のコース形態になった阪神のマイル戦は、乱ペースによる紛れが少なく、オークスにもつながる総合力の勝負になること。阪神1600mの重賞を勝っているのは、今年、ソウルスターリングだけである。それも2勝。阪神JFは先行して、自身は推定「47秒1-46秒9」の素晴らしいバランスで「1分34秒0」。上がりは34秒8だった。もうこの時点で、桜花賞勝ち負け必至のレベルである。
次いで3月のチューリップ賞に出走すると、この時も好位追走の正攻法で、推定「47秒2-46秒0」。後半の800m-600mのタイムを約1秒も短縮し、上がり3ハロン33秒8。全体時計は「1分33秒2」だった。
この記録は、10年アパパネ、14年ハープスターの持つ桜花賞レコード・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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