2017年07月05日(水) 18:01 24
最終回となる今回はトップジョッキーになるための構想を明かしてくれました
“師匠”である木原先生のバックアップで5月には早くも重賞で騎乗を任され、一戦一戦すごく勉強になっていると話す富田暁騎手。最終回の今回は木原先生の人柄・教えについて、そしてトップジョッキーになるため富田騎手が描く今後の構想を明かしてくれました。
(取材・文/森カオル)
──座右の銘は、「不自由を常と思えば不足なし」。徳川家康の遺訓の一節ですが、これはどこで出会った言葉ですか?
富田 競馬学校時代に、寮監の先生にいただいた言葉なんです。ちょうど、ものすごく悩んでいた時期だったので、グッときましたね。すごく親身になってくれた先生で、わざわざ紙に書いてくださって。
──富田騎手のために?
富田 そうです。今でも大切に取ってあります。
──いい先生に巡り合ったんですね。その先生といい、四位さんといい、富田騎手には人を引き寄せる力がありそうです。恵まれた環境を自ら作り出す力というか。
富田 それは…どうなんでしょう(苦笑)。ただ、周りの人に恵まれているなというのは、小学生の頃からずっと思っています。本当にずっとです。自分にとってプラスになる人たちとの出会いばかりで、本当に感謝してるんです。そこは自信を持って言えます・・・
ジョッキーズ
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