2017年07月26日(水) 18:00
【コース総論】新潟芝1000m直 Aコース使用
・コースの要所!
★内枠不利&外枠有利。信頼度だけでなく回収率も「外>内」のコース。
★差せなくはないが先行勢がそのまま残りやすいコース。前重視が正解。
夏の新潟開催がスタート。その最初を飾る重賞が、日本で唯一の芝1000m直線コースで行われる、アイビスSDである。まずは人気別だが、1番人気が[25-5-9-27]で勝率37.9%と、キッチリ勝ちきっているのが大きな特徴。1番人気を信頼するならば、連軸ではなく「1着軸」で狙うのが正解だ。
また、紛れそうで意外に紛れないというのも、このコースの大きな特徴。ふたケタ人気馬が勝ったケースは集計期間内に一度しかなく、穴を狙う場合でも4〜6番人気や7〜9番人気あたりを狙ったほうが効率がいい。ふたケタ人気の超人気薄が来ないわけではないが、信頼度だけでなく回収率も低めなので、オススメはできない。
次に枠番だが、よく知られているように「内枠不利&外枠有利」が、このコースの基本。開幕週なので、内枠や中枠でもとくに問題ない──という考え方もあるかもしれないが、それでも外有利の結果になるのが新潟芝1000m直である。内枠である馬番1〜6番と外枠である馬番13〜18番を比較すると、信頼度にはなんと2倍以上もの大差が。外枠というだけで人気になりやすい面はあるが、それでも外から狙うべきだろう。
脚質は先行勢が優勢。コーナーがない直線コースとはいえ・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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