2017年08月17日(木) 12:00 58
先週も恋で負けて、オバケに助けられた。
恋とは関屋記念で注目したスーパーデジャブ馬ダノンリバティと北村宏騎乗のレッドレイヴンで、オバケとはエルムSで8人気で3着に好走したドリームキラリのことだ。
ダノンリバティは3着だから馬自身は頑張ったと思うけど、2着のデジャブを期待したので3着では逃げ水だ。レッドレイヴンも単167.5倍の15人気で8着だから、馬自身は大健闘だろうけど、馬券的には超逃げ水だ。っていうか、馬券を買うことが無謀だったかもしれない。
一方、エルムSは今年もオバケポイントの馬が3着してくれた。先週も書いたけれどエルムのオバケゾーンは単28倍~45倍にいる馬で、自分が馬券を買った締め切り5、6分前にはそのあたりにオヤコダカ、ドリームキラリ、メイショウスミトモがいた。
確定オッズは
オヤコダカ 25.0
ドリームキラリ 38.3
メイショウスミトモ 42.9
もっと締切間際まで粘ればオヤコダカは切れたかもしれないけど、3連複の3列目を穴馬3頭に絞れたから、それはそれでよしだ。ちなみに1列目はテイエムジンソク、2列目はロンドンタウン、コスモカナディアン、クリノスターオーにした。我ながら上手くいった。
にしてもこのゾーンにいる馬は3着することが多い。去年は該当馬のリッカルドが1着してしまったけど、基本的には3着だ。今回もゴール近辺ではテイエムジンソクと接戦になったけれど、ドリームキラリは指定席の3着だった。
やっぱり恋だのミラージュだの言ってちゃ、夏は制覇できないということか? 自分には肝試しの方がお似合いのようだ。
そういえば、日曜は早朝に男子4×100Mリレーで日本チームが銅メダルを取って、夜に50キロ競歩で日本人選手が銀メダルと銅メダルを取って、朝から晩まで世界陸上ロンドン大会の日本は盛り上がっていた。だからロンドンタウンがレコードで勝つのも必然と考える方もいたのかもしれない。
自分はロンドンタウンが1着したのを見て、「あっ!」と声を出した派。
で、あ~~もう少し敏感青年でいたならロンドンタウンとの馬券を厚く買えたのに~~とお約束の地団駄を踏んだ系。
実際、世相を反映させる馬券を考えるのが好きな方にはロンドンタウンは簡単に買えた馬券だったのではないか。
こういうのはゴールした瞬間に思いつくのがいいんであって、ゴール前、っていうかスタート前に必死に探すものでもない。少なくとも自分の場合はそこに時間を注ぎ込んでもいいことはない。ただ、北九州記念の想定を見ていたら、思わず「あっ!!」と叫んでしまった。
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北九州記念の「あ!」
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北九州記念は肝試し的にはとても面白いレースだ。過去のコラムでも・・・
かしわでちょうほう
競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。