2017年08月22日(火) 12:00 27
◆新潟2歳Sは臨戦パターンよりも“上がり最速”
今週は新潟2歳S。2歳重賞は臨戦パターンに限りがあるため、一定の傾向が発生しやすい。例えば函館2歳Sの場合は新馬組>未勝利組であるとか、逃げて勝ってきた馬は良くないといったことである。
新潟2歳Sの場合はどうか。傾向として有名なのが、1800m組が意外と奮わないことである。過去10年[0-3-2-27]で、複勝率15.6%は1400m組より高いのだが優勝馬が出ていない。新潟2歳Sが1600mになって以降の15回で見ても・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。