2017年08月24日(木) 18:00 23
【コース総論】新潟芝1600m外 Aコース使用
・コースの要所!
★枠番による成績の偏りが非常に小さなコース。軽視しても問題ないか。
★最後の直線が長く差しや追い込みも決まるが、前も意外に残るコース。
関屋記念に続き、今度は2歳重賞が行われる新潟の芝1600m外。まるで「U」字のようなコース形態で、1600mのうちなんと1200m以上が直線部分と、ストレート部分が大半を占める特殊なコースである。これだけ直線部分が長いと、コーナー部分が小回りでも、いわゆる「展開の紛れ」は起きづらくなる。
1番人気は連対率51.4%と高信頼度で、勝率の高さも十分。しかし、妙味があるのは7~9番人気や10~12番人気のゾーンで、激走率もなかなかの高さだ。単勝回収率が100%をオーバーしている7~9番人気は、とくに注目したいところ。勝率は5.6%と、4~6番人気とほとんど差がない。ここを単複で狙うのも面白そうである。
展開の紛れがないコースであるのは、枠番別成績からも明らか。内枠である馬番1~6番の連対率がやや低いが、強調できるような成績の偏りはまったく見られない。単純に内外を比較したデータでは、成績差がさらに縮まっている。最内や大外といった極端な枠番を引いたとしても、道中でいくらでもカバーできるコースだといえる。
そして脚質面だが、こちらもかなりフラット。最後の直線が長いので、他のコースでは頭ひとつ抜けた成績となりやすい先行勢が、イマイチの結果に終わっている。とはいえ、イメージほど直線一気が決まるコースではなく、ある程度は前々のポジションを取れたほうが有利。好位~中団からのチョイ差しが、もっとも効率のいい勝ち方だろう。
【レース総論】新潟2歳S(G3) 過去10年
・レースの要所!
★コースデータと同じく内外は成績に関係なし。枠番は軽視でオッケイ。
★連対馬の半数が・・・