2017年09月06日(水) 12:00 19
デイリー杯2歳S(GII)と小倉2歳S(GIII)を勝ったホウライアキコの全妹。3代母Catopetlは本邦輸入種牡馬セクレトの全妹にあたる良血で、2代母ホウライコメットはNasrullah≒Royal Charger 5・5×5・5をベースにMr.Prospector、Northern Dancer、Secretariat、Tom Fool、Busanda≒Strikingといったメジャーなアメリカ血統で構成されている。母方の近い世代にサンデーサイレンスとWoodmanを併せ持つヨハネスブルグ産駒には、NHKマイルC(GI)でクビ差2着となったタガノブルグがいる。スピードを活かした好配合馬で、姉同様の活躍を期待したい。
●パチュリー(牝 美浦・金成貴史 父キンシャサノキセキ、母スーリア)母スーリアは現役時代に1勝。繁殖牝馬としては優れており、アイディンパワー(父ニューイングランド/13年東京盃-Jpn2・5着、14年東京スプリント-Jpn3・4着)、プレスティージオ(父カジノドライヴ/OP)、・・・
栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG