2017年09月29日(金) 18:00 31
◆実績各馬は状態面に不安で主役不在
今年のスプリンターズSは主役不在。GI好走歴のある馬に状態面での不安が目立ち、さらに戦国ムードが高まっている。
レッドファルクスは直前の状態・調教があまり強いアピールを示すものではなかったようだが、この程度はデータメインに予想している者にとっては許容範囲。地力について疑う点はないので、あとは展開。自分で競馬を作れるタイプではないので、展開が向くかどうか。今回は先行タイプが多いので差し馬には向きそうに思うが……。 セイウンコウセイも実績馬だが、時計勝負になった場合は・・・須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。