2017年10月04日(水) 18:00 30
【特注データ】~レースデータより~
数あるG2のなかでも、とくに「格」が高いレースとして知られる毎日王冠。それだけに、G1同様に鞍上の乗り替わりは大幅マイナス──と思ってしまいがちだが、実際はまったくそんなことはない。それどころか、毎日王冠での乗り替わりはかなり「買い」なのである。
単純な比較においても、継続騎乗が連対率11.7%、複勝率21.7%であるのに対して、乗り替わりは同18.8%、24.6%と勝ち越し。回収率に至ってはダブル~トリプルスコアで、乗り替わり組が圧勝している。本番ではなく、先々を見据えた前哨戦であるここでは、乗り替わりを懸念する必要はないのだ。
人気別で見ると、継続騎乗組は1番人気[4-1-1-1]を筆頭に、人気サイドで強いのが特徴。しかし、4番人気以下での連対例は1回だけで、人気薄では買いづらい。逆に、4番人気以下で強いのが乗り替わり組で、4~12番人気のトータル[5-5-4-33]で複勝率29.8%、複勝回収率176%と超優秀。つまり、継続騎乗組は人気サイドで、乗り替わり組は人気薄で狙うのが望ましいといえる。
ちなみに乗り替わり組では、前走で中央G1&G2に出走していた馬がとくに狙い目。現在の想定では、グレーターロンドン、マカヒキ、リアルスティールの3頭が、これに該当してきそうだ。しかも、いずれも中穴人気になりそうで、なおさら好走パターン通りである。継続騎乗組では、ソウルスターリングとサトノアラジンがプラス評価の対象となりそうだ。
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