2017年11月29日(水) 18:00 15
◆既存の勢力図を塗り替える可能性も秘める
予想の的中率の低さを指摘された際は、決まって「私は皆さんが予想をするための材料を提供するのが仕事であって、予想をする楽しみを奪うわけにはいきません」と返すようにしている。
冗談めかして、言い訳をしているだけなのだが、当たらずとも遠からず? 皆さんの背中を押してあげられるような有益な情報を伝えることこそが“本分”…と偉そうなことを言っておきながら、早々に自身の体たらくを白状しなければならない。
クローバー賞の勝ち馬で、札幌2歳Sでも3着に入った道営・米川昇キュウ舎のダブルシャープ(牡)が、栗東の渡辺キュウ舎に転入していた事実を全く知らなかったのだ。
「先々週から、こちらで乗りだしました」と渡辺調教師が言うので調べてみたら、19日に坂路を駆け上がっている記録が残っているではないか。ちなみに記者が存在を確認したのは23日のゲート試験合格馬をチェックしていた時のこと。予想するうえでいい材料を…という以前に、こうしたニュースを少しでも早くお伝えしなければ、と大いに反省した次第だ。
その代わりといってはなんだが・・・