2018年01月17日(水) 18:00 12
◆超高額馬を預かる身とすれば、期待より不安の方が先に立つ
競馬の世界では、いろいろなタイプの馬に接することで、その都度得られる情報と経験を蓄積し、これから成長していくであろう優駿に、それを生かす。そうやってどの厩舎も歴史を積み重ね、その中で独自の“何か”と幸運をつかんだ厩舎がトップへと上り詰めていく。
ただ、どれだけ高みに上ろうとも、頂上が見えることはない。全てに当てはまる最適解がないのが競馬の難しさ。マカヒキで天下を取ったはずの友道調教師ですら、今も悩みの真っただ中だ。
「もともと期待の大きい馬だからね。周りもそうだけど、自分もどうしてもマカヒキと比べてしまう」とトレーナーが口にするのが、若駒S(20日=京都芝内2000メートル)に出走予定のスーパーフェザー(牡=父ディープインパクト、母オーサムフェザー)だ。
日本ダービー馬と比較されるほどの期待馬ながら・・・