2018年01月24日(水) 18:00 19
◆グレイルとともに野中厩舎を背負っていくだろう逸材
先日、栗東の調教スタンド3階で原稿を打っていると、松田博キュウ舎出身の某キュウ舎スタッフと顔を合わせた。装備は調教仕様ではなく、手にはビデオカメラ。「ウチの先生が藤沢(和)先生のところに研修に行っていて。それでこういうやり方を始めたんです。松田(博)キュウ舎の時では考えられないですよね」とは、その彼。調教に乗っている側と外から見る側とで感覚をすり合わせるように意見交換し、それぞれのスキルアップにつなげる。こうした取り組みが、美浦ではかなり前から行われていると聞いてはいたが、実際に目にするのは初めてだった。
松田博元調教師は調教の映像を見ながら意見を出し合い、改善点などを見つけよう、という考えの人ではなかった。
「しょせん人間なんて・・・