2018年02月08日(木) 12:00
「池江厩舎と思いきや、南井厩舎のサトノでした〜!」
と心の中で実況すると先週のコラムで書いたけれど、レースは、凌ぐか差されるかの叩き合い、詰むや詰まざるやの接戦で、そんな余裕は全くなかった。
言うまでもなく先週のきさらぎ賞の話です。 1人気の1戦1勝馬のダノンマジェスティを下げて、4人気の1戦1勝馬のサトノフェイバーを上げてみたら、上手くいってしまったのでした。
それにしてもフルキチ騎手はずっと冴えている。 チャンピオンズCをテイエムジンソクで2着した後も、名古屋グランプリをメイショウスミトモで1着、東海Sをテイエムジンソクで1着、きさらぎ賞をサトノフェイバーで1着と約2ヶ月で重賞を3勝もしている。今年はすでに重賞2勝。年間重賞勝利数は2勝が最高だったからすでにキャリアタイ。キャリアハイを更新するのも時間の問題だ。
その絶好調フルキチ騎手をグラサン師匠が今日発売の競馬王3月号で漫画化している。莫逆の友、朋友ならではのエピソードを交え、フェブラリーSのテイエムジンソクについて描いている。テイエムジンソクの取り扱いに興味のある方はご一読あれ。
今号は「そのデータほんまに儲かるんかい!?」と称して、「なんとなく儲かりそう」なこと、例えば「外国人騎手はほんとうに儲かる?」、「ノーザンF生産馬はほんとうに儲かる?」、「中山芝1600はほんとうに儲かる?」、「京都芝1200はほんとうに儲かる?」などが「ほんまもん」なのかを3人の判定員が分析している。
しかもその3人の判定が一致したり、割れたりしていて、そこがとても面白い。データは切り口であり、データは生き物であり、データはデリケートであることも改めて実感できて、そこも面白かった。自分はデータ派というよりは、データ好きの印象派にすぎないけれど、とても勉強になった。競馬王3月号(http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=132924)は本日発売です。
それはそうと。・・・
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かしわでちょうほう
競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。
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