弱気の6頭で狙うは結果オーライ/大阪杯

2018年03月30日(金) 18:00


◆「自信がないときのほうが当たる」の法則に期待!?

須田 井崎センセイ、先週ボクが「レッツゴードンキだけでも残っていれば気が楽なんですが」と言ったのは、もちろん覚えていらっしゃいますよね? 忘れてませんよね!?

井崎 そういえば須田クン、そんなこと言ってたねえ(笑)。あの馬単で30倍以上、3連単なんて600倍以上もついちゃうんだから、獲れた人はそれこそ「バカ笑い」だよな。

須田 レッドファルクスの位置取りを見て、現場のファンもザワッとしてましたからね。直線が長い中京芝といえども、あのポジションからではさすがに厳しいですなあ。

井崎 香港のブリザードが前々で粘ってくれたけど、勝ち負けに加われるカンジではなかったしなあ。勝ったファインニードルはもちろん、レッツゴードンキも強かった!

須田 スプリントG1におけるレッツゴードンキの強さは、ホント安定してますからね。それだけに、先週のハズレが惜しいというか、もったいないというか……ねえ?

井崎 しばらくチクチク言われそうだなあ(笑)。それにしても今年の大阪杯、いいメンバーが揃ったよね。ドバイ遠征組がいないわりには、かなりレベルが高いというかさ。

須田 ただ、本当に信頼できる馬が「どれ」なのか、正しく判断するのは難しいですよ。どの馬も一長一短で、ケチをつけようと思えば簡単につけられるじゃないですか。

井崎 そうそう。サトノダイヤモンドも、本当にいい頃のデキにはまだ戻ってなさそうだもんな。スワーヴリチャードも、左回りのほうがいい馬であるのは間違いないし。

須田 しかしまた、ものすごく無難な6頭が残りましたね。・・・

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井崎脩五郎

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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