2018年04月16日(月) 18:00 7
こんにちは!大井開催も今日4月16日から今年度のトゥインクル開催が始まります。新しいイルミネーションやイベントの詳細は、大井競馬のホームページで確認してください。
この大井開催は豪華メンバーによる重賞レースが2つ組まれています。17日は新設重賞のブリリアントカップと18日には中央・他地区馬をお迎えして行われる東京スプリント。どちらもリスタート組が多く出走してきます。
ここでは、東京スプリントに出走するブルドッグボス(栗東・西浦勝一厩舎⇒浦和・小久保智厩舎)についてお伝えしていきましょう。
昨年はクラスターカップ優勝をはじめ、JBCスプリントでは優勝したニシケンモノノフにタイム差なしの3着に入り、この年のNARグランプリ4歳以上最優秀牡馬と最優秀短距離馬のダブル受賞。ダート短距離界のトップホースたちと戦いながら、どんな条件でも崩れることなく高いレベルで走り続けています。
浦和競馬場で馬場入りしているブルドッグボス。この浦和競馬場では2019年にJBC開催が初めて行われることになりました!
小久保調教師はブルドッグボスのことをこのように言っています。
「これまで味わったことのない初めての感覚です。一般的にあのくらいの馬格があると(520キロ前後)、ちょっと動きが鈍そうかなって感じるものですが、ボスには全くそれがなくて、430キロから40キロくらいのシャープな動きをします。あの馬格でこの動きができたら、当然『速い』ってなりますよ。ボスがうちに来てからは、負けたレースの悔しさしか残っていません」(小久保調教師)
今年の最大目標は京都競馬場で行われるJBCスプリント。そこに向けたローテーションを組んでいくことになるでしょうが、一戦一戦どんな走りをしていくのか目が離せません。
4月14日に浦和競馬場で最終追い切りを行いました。調教パートナーの橋本直哉騎手(レースは左海誠二騎手)を背にして、単走ながらも力強い走りを披露(追い切り動画は大井競馬のホームページでご覧頂けます)。
「上がり重点という指示でしたが、最後のひとハロンの反応はすばらしかったです。仕上がりに関しては問題なく、充実しているなぁと感じます」と橋本騎手。
ブルドッグボスと調教パートナーの橋本直哉騎手、担当は多くの重賞ウイナーたちを育ててきた橋本厩務員
ブルドッグボスは何気なく歩いているだけでも、重戦車のようなその迫力たっぷりの体は目を引きます。橋本騎手に乗り味を聞いてみたところ、「いかにもブルドッグボスって感じですよ(笑)。パワフルですが、トップスピードに乗る時のスピードも速くて、乗っていてとても気持ちがいいです」(橋本騎手)
ここ最近はダートグレードレースで好走するも惜しいところで涙を呑み続けています。力があることは十分に示しているだけに、ここは結果を出して、みんなに笑顔を届けて欲しいです!!!
「前回の高知の黒船賞(3着)は内容的には力負けではないし、小回りもこなしてくれて収穫はありました。今回の大井コースの方が直線は長いし存分に力を発揮できると思います。馬の雰囲気もいいし、もっとタイトルを取らせたい馬です。ここは勝ちたいですね」(小久保調教師)
次回は4月30日(月)にお会いしましょう!