2018年04月25日(水) 18:00 23
◆サラブレッドから生きるヒントを
何かと人生に例えられるのが競馬。その流れで言うなら、POGは“青春時代”だけを切り取って楽しむゲームなのかもしれない。甲子園を目指す高校生に熱い声援を送る国民性だからこそ、このゲームが受け入れられているのかなとも思う。
POGの肝といえば、もうすぐ始まるドラフト会議。この一大イベントが終わってしまうと、頂上決戦までが間延びしてしまうものだ。1年間飽きずにPOGを楽しめるように…という趣旨でこのコラムを書いてきた。そうした日々を重ねて、人生と馬の歩みが本当によく似ていることに気づいた。トレセンに来たばかりの2歳馬は、幼稚園に入園したての子供のよう。時にはケンカをしたり、わがままを言ったりしながら、先生=厩舎スタッフの指導を受けて、才能を開花させていく。娘の成長が重なる時期もあったため、このPOGのサイクルが何ともいとおしく感じたものだ。
しかし、・・・