2018年06月25日(月) 18:00 49
◆世界でも日本でもきわめて著名なファミリーの血を引くミッキーロケット
比較の難しい組み合わせに加え、週初めから天候による一転、二転の馬場変化も大きかった。稍重で出発した芝はなかなか回復しなかったが、勝ち時計「59秒4-(12秒0)-60秒2」=2分11秒6(稍重)が示したのは、心もちタイムを要した程度であり、どの馬にも不利のない「良馬場」に近いコンディションだった。
17年ぶりのGI制覇(ほんとにテイエムオペラオーのGI競走7勝は、そんなに遠い時代だったのか…)を達成した和田竜二騎手(41)も、渋馬場向きではない5歳ミッキーロケット(父キングカメハメハ)の勝因に・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。