2018年08月02日(木) 18:01 32
▲アイルランドでは“オールジャパン”での戦い
netkeibaをご覧の皆さん、こんにちは。野中悠太郎です。
8月に入ったばかりではありますが、例年以上に暑い日が続いていた夏が少しずつ秋らしい陽気に変わり、最近降っていなかった雨も多くなり、天候が頻繁に変わるいわゆるアイリッシュウェザーが戻ってきました。
前回は、カラ競馬場での初めての騎乗について書きましたが、それから2週間後の今週、再びカラ競馬場で騎乗する機会をいただいたので、今回もまずはそのレースについて振り返ってみたいと思います。
今回騎乗したのは、日本でも数多くの競走馬を所有されており、オーナーブリーダーとしてもご活躍の島川隆哉オーナーのトーセンシャウナ。トーセンシャウナは、日本人調教師の児玉敬先生が管理されていて、なんと日本人オーナー、日本人調教師、日本人騎手というアイルランドではほとんど見ることがないオールジャパンでレースに挑みました。
この週のカラ競馬場ではアイリッシュオークスが開催されていて、イギリスからも多くのトップジョッキーが遠征してきていたこともあり、未勝利や新馬戦も普段よりかなりハイレベルなレースが組まれていました。
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野中悠太郎
1996年12月29日、福岡県出身。実家が小倉競馬場の近くだったことから騎手を目指す。同期は加藤祥太、鮫島克駿、三津谷隼人。2015年に美浦・根本康広厩舎からデビュー。兄弟子の丸山元気、妹弟子の藤田菜七子に囲まれながら腕を磨く。馬券穴派からの支持が厚い。