2018年08月24日(金) 12:00
◆アレスバローズ柴原助手のジャッジはいつも的確!
もう8月も終わりに近づいていますね。
皆さんの夏は、いかがでしたか?
私は福島・新潟に通いつつ、その間で博多や門別・園田競馬にも足を運べ様々な体験、そして人にも出会え良い刺激を頂きました。
その一方で刺激的すぎて困惑だったのが、夏休みとなった4歳息子のパワフルさ。
この小さな体のどこにそんなパワーがあるのだろうか? と、1日一緒に過ごすだけで心身共にヘトヘト。43歳、体力と忍耐力のなさを痛感した夏でもありました。
さて先週の競馬ですが、北九州記念はアレスバローズの重賞連覇となりましたね。
しかも菱田騎手は重賞初。
またこの馬とは福島のレースにおいてゴール手前の直線で前が壁になるという苦い思い出もあっただけに、再び頂いたチャンスをものにできたその喜びはヒトシオだったと思えます。
そしてこのコラムでも触れましたが、アレスバローズを調教する元騎手の柴原助手のジャッジはいつも的確で、さすがだなぁ〜と。
たぶん次走はスプリンターズSの可能性が高いと思われますが、折り合い面も解消されつつありますし一瞬の切れ味を持っているので、この勢いも続きそうな気がします。
一方、札幌で行なわれた札幌記念ですが、こちらはサングレーザーをスタート直後から福永騎手の見事な誘導振りでしたね。
もともとハミ掛かりのいい前向きな気性ゆえ、距離がのびる点を考えても、もう少し後方からとなるのかな? と勝手に想像していました。
レースそのものが流れたこともありましたが、道中の流れにのってのレース運びは素晴しく思えましたし、サングレーザー自身の距離の幅もでただけに今後に向けても中身の濃い勝利と感じました。
一方、敗れはしましたがマカヒキも見せ場タップリのレース。休み明け前の近走の中では1番見応えと体のバランスの良い走りをしており、楽しみとなりました。
さて今週は新潟2歳ステークスとなります。
折り合いやコントロールという点の総合力から魅力を感じるのはケイデンスコール。
普段は、立ち上がる面や扱いの難しさを持っているようですが、走りだしたら素直な印象。
新馬ではアドマイヤマーズをマークするレース振りでしたし、前走においてはラスト流す余裕も。担当の千引さんは、「新馬から変わり身はさほどないかな。でも良い意味で新馬後の方が、やんちゃな面もマシになったかな」と。
返し馬やゲート内など初コンビとなる石橋騎手は気を配らなければならない点はあると思いますが期待します。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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