大胆な消去ネタで今度こそ白星を!/キーンランドC

2018年08月24日(金) 18:00


◆「肩の荷が下りたところで、初白星と『バカ笑い』を狙うとしようかな」

井崎 ようやく下半期の初的中と思ったら……6頭残しであの配当だと、トリガミ扱いで白星にはならないんだよなあ。でもまあ、黒一色ではなくなったのを喜ぶべきか(笑)。

須田 いやいや、井崎センセイが毛色ネタなんかで3着のモズカッチャンを「消し」にするから、意外に美味しい配当になった3連複や3連単がハズレになったんじゃないですか。

井崎 1〜2着にはちゃんと来なかったんだから、あの消去ネタも一応は機能したと言えるだろ(笑)。最後の直線での攻防なんかは見応えがあったし、いいレースだったよね。

須田 札幌記念をあの内容で勝てたというのは、サングレーザー陣営にとっても大きな収穫になったでしょうね。マカヒキは惜しい競馬でしたが、それだけに秋が楽しみですよ。

井崎 さて、少し肩の荷が下りたところで、今度は初白星と「バカ笑い」を狙うとしようかな。お題レースのキーンランドCが、けっこう難しそうではあるんだけどさ。

須田 昨年は12番人気のエポワスが勝って、ファンを驚かせましたからねえ。今年も一筋縄ではいかないメンバーが揃って、昨年同様の波乱があっても不思議ではないです。

井崎 そこで須田クン、この消去ネタによる昨年の絞り込み結果を見てくれよ。なんと残っているのは、勝ったエポワスと2着だったソルヴェイグの2頭だけ。素晴らしいだろ?

須田 ええ。ただし、3着だったナックビーナスが思いっきり「消し」になっていたり、精度が低い消去ネタばかりだったりと、ツッコミどころも満載ですけどね!

井崎 そこは、精度が低いではなく「大胆」と言ってほしいなあ。というか、精度の高い消去ネタを作ろうと必死で頑張ったんだけど……メチャクチャ難しいんだよね(笑)。

須田 最低人気で勝ったタニノマティーニみたいに、常識の埒外にいる馬が突っ込んでくるレースでもありますから。消去ネタの制作が簡単なレースではないでしょうなあ。

井崎 だから今週は・・・

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井崎脩五郎

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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