2019年02月08日(金) 12:00
春のような陽気も感じる日もあれば、暦通りの寒さを認識する日も…。
寒暖の差が激しく、またエアコンで乾燥する場所も多く体調管理が難しい時期。
インフルエンザもかなり流行っていますし、お互い、体調管理には気を配って過ごしたいものですね。
さて話は変わり、先週の東京新聞杯を制したインディチャンプですが、心配をした初輸送競馬をクリアしての内容。
ペースが流れたこともプラスと働いたように思えますが、もともと折り合い面に課題のあるタイプなだけに若駒の時よりも古馬となっての上でのクラスの方が、レースがしやすい印象も受けました。
と同時に、ピッチ走法ながらも以前よりもストライドも伸びており、ポテンシャルは相当なもの。今後、2つ3つと重賞を取っていく逸材と感じます。
一方、京都で行われた「きさらぎ賞」ですが、良馬場発表とは言え、下が渋った状態もあり、人気のヴァンドギャルドには向かなかった様子。その点、勝ち馬であるダノンチェイサーは、マイルからの1800mという点に加え、もともと前向きすぎる点から折り合いを心配されていましたが、馬場と血統背景からプラスとなったように思えます。
さぁ今週は京都記念・共同通信杯・クイーンCと3重賞となります。
中でも共同通信杯では2歳チャンピオンであるアドマイヤマーズが出走。
坂路での単走追いきりを終え、厩舎へと戻る際も非常に落ち着いており明け3歳馬とは思えないほどの雰囲気。
騎乗した大江助手も、「順調にきていますし、ほんと良いですよ」と、明るい表情でした。
見た目には若干のユルサを感じますが、これはいい意味で休み明け+叩かれて良くなる余地を感じる作り。管理される友道調教師も、「初戦なので、いい意味でメイチではないけど、動ける体勢にはあるよ」と話されていました。
今回は初輸送競馬に加え、距離も延びての1戦と課題はありますが、もともと食欲旺盛なタイプですし、自分で競馬も組み立てられるタイプ。デムーロ騎手も「不安ないよ」と口にしており、素晴しい走りを見せてくれそうな気がします。期待します。
それでは皆さん、週末は「BS11土曜競馬中継」「フジテレビみんなのKEIBA」もしくは競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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