2019年04月03日(水) 18:00 1
2010年代の日本の種牡馬の両横綱といえば、ディープインパクトとキングカメハメハ。じつは、この2頭の人気別成績はどちらもほぼ似たような数字が並んでいる。1番人気勝率が33%前後、2~5番人気が勝率13%前後、6~10番人気が勝率4%前後、11番人気以下が勝率1%程度だ。
しかし、単勝オッズ1倍台の圧倒的1番人気となると信頼度は違ってくる。ディープインパクトの単勝1倍台が勝率52%、連対率73%、複勝率82%であるのに対し、キングカメハメハは勝率43%、連対率68%、複勝率81%。断然人気での勝率は、キングカメハメハのほうがやや劣っている。
断然人気の勝率を下げているのは、2着3着を繰り返す勝ち切れない馬が多いから。弱点の少ない産駒が多いので好走はするが、何かひとつズバ抜けて決め手を持った馬にやられて惜敗するケースがあるのだ。・・・
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