個人的には「3強」のユニコーンS

2019年06月14日(金) 18:00

取捨が難しいあの3頭の扱いは?

 ユニコーンSはどちらかというと堅い重賞。キャリアは浅くてもこの時点でダート界の序列はある程度出来上がっている感があり、兵庫CSとオープン特別の好走馬がここでも好走することが多い。

 今年オープン特別組というと、まずは青竜S組ということになる。デュープロセスは他の先行勢が末を欠いた中で唯一踏みとどまっただけでなく、勝ち切ってしまった。デビューからずっと1400mを使われていて前走が初距離の1600mだったが、問題はなかった。さらなる延長に対応できるかどうかはともかく、1600mにおいては素直に信用してよいだろう。

 デアフルーグも全く差はない。こちらは上がり最速の脚を使っているし、タイム差は無し。この2頭のアトサキは展開ひとつでどのようにも変わってくる。

 個人的にこの2頭だけでなくこの馬も入れた3強だと思っているのが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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