2019年06月23日(日) 18:00
【特注データ】3行でわかる! レース攻略の糸口
宝塚記念も終わり、今週から本格的に「夏競馬」がスタート。その開幕を飾るのが、中京のハンデ重賞・CBC賞だ。その特徴として真っ先にあげておきたいのが、前走が「僅差負け」だった馬の好調ぶりである。前走1着馬も[3-1-1-10]で連対率26.7%、複勝率33.3%と悪くない結果を残しているが、狙ってオイシイのは僅差負け組のほうだ。
前走が「着差0秒0〜0秒5での僅差負け」だった馬は、トータル[4-3-3-31]で連対率17.1%、複勝率24.4%をマーク。昨年の1着馬であるアレスバローズと3着馬のセカンドテーブルは、この条件の該当馬だ。対照的に前走で0秒6以上の着差で負けていた馬は、トータル[0-3-2-50]で連対率5.5%、複勝率9.1%という低信頼度。回収値も低く、オススメしかねる内容である。
あとは、ハンデ戦ながら人気サイドが強い傾向であることや、前走から斤量減となる馬が大不振であることなども、攻略につながるポイント。あとは、格よりも「勢い」を重視したほうがいい重賞であるのも付け加えておきたい。把握できている出走予定馬の数が少なく、さらにハンデ発表前でもあるが、・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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