2019年07月08日(月) 20:01 9
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【丹下日出夫のPOG手帖】『POGの王道』でおなじみの丹下日出夫が、ダイジェスト映像とともに週末に行われた全2歳戦のなかから、今後クラシック戦線で有力になるであろう若駒たちをピックアップしてご紹介! 今回は、丹下氏も“豊作”と高評価で粒ぞろいの若駒たちが続々と! 中京では桜花賞を、函館では父オルフェーヴル越え!?を意識させる若駒など、早くも今後に期待を寄せる6頭を取り上げます。世代初重賞となる函館2歳Sも近づいていくなか、熱量を増していく2歳戦から目が離せません。(※評価はS~Eの6段階)
■6日(土):中京5R・新馬/芝1400m/1分22秒5
全兄のダイワメジャーは6勝(京都2歳S2着)。鞍上の福永Jも、調教で4回またがっていた。全妹の走りのイメージは、血統からも、だいたいつかめていたように思う。
1000m通過・58秒8というタフなペースにも、あわてず騒がず。ちょっとだけ、「行かなきゃいけないんですか?」みたいな、反抗的なところまったけれど、アレコレ思案しながらも、11秒5-11秒6-12秒1(3Fは35秒2)というレースラップを、34秒9でひと差し。最後は手綱を抑える余裕もあり、後続には3馬身半、重馬場で1分22秒5は立派です。
首の長さや重心の位置が、牝馬のぶん少し異なるものの、栗毛の肌合いやファイティングポーズは、昨年の中京マイルで新馬勝ちを決めた、あのアドマイヤマーズに瓜二つ。ピッカピカの桜花賞有力馬の誕生です。【評価A/適正・芝1400~1600m】
■6日(土):函館1R・未勝利/芝1200m/1分10秒2
母ハーロンベイは、ダート1200mをベースに11戦4勝。キャリア浅くして引退したが、無事だったら交流重賞の一つや二つはいけたかもしれない。
父はダイワメジャー、母の特性を譲り受けたのならスピード系。全身に隙のない、好馬体の持ち主。
ゲート前で、・・・
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