【スプリンターズS】前走セントウルSとキーンランドC組が7割を占める

2019年09月27日(金) 18:00

路線も内容も文句なしだが…

 スプリンターズSはセントウルSかキーンランドCから来る馬が好走馬の7割ほどを占める。今年はこの2レースに有力馬が多く、別路線組にとっては厳しいレースになりそうだ。

 ダノンスマッシュはスタート次第で好位に行くこともできるし、一歩引いての競馬もできる自在性が魅力。キーンランドCで負かしたタワーオブロンドンがセントウルSを完勝しているし、函館スプリントSを除外されて夏1走になったぶん、状態に余裕があることも期待できる。崩れるシーンは想像しづらい。あるとしたら進路が見つからないケースだろう。

 タワーオブロンドンのセントウルSは内容として文句なし。ただ、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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