2019年10月22日(火) 18:01
▲結果は3着、悔しさがにじむこの表情
ニュージーランドで武者修行中の小崎綾也騎手が、19(土)に現地レースに騎乗。12頭立ての3着という結果でした。騎乗したAutumn Wild(オータムワイルド)を管理するオサリバン調教師は、1989年のジャパンCをホーリックスで制した元レジェンド騎手。小崎騎手自身が、今回のレースを振り返ります。
レース:一般戦レーティング72(12頭立て3着) コース:Arawa park(アラワパーク)競馬場、1215m 馬場:Heavy10 重馬場 騎乗馬:Autumn Wild(オータムワイルド) 厩舎:ランス・オサリバン&アンドリュー・スコット
(写真提供:小崎綾也騎手)
今回騎乗したのはAutumn Wildという4歳牝馬の2勝馬。管理するのはランス・オサリバン&アンドリュー・スコット厩舎です。
ランス・オサリバン調教師の事は日本でも知ってる方は多いと思います。ジャパンCをホーリックスで制したニュージーランドのレジェンドジョッキーです。
今はニュージーランドでアンドリュー・スコット調教師とタッグで厩舎を経営されています。僕がホームとしているマタマタ競馬場の中でも3番目に大きい厩舎です。
追い切り日の調教はいつも乗せていただいています。ニュージーランドでのトライアル初騎乗もこの厩舎でした。
騎乗したAutumn Wildは能力はあるのですがレースの前半で頭を上げながら掛かり気味になってしまう馬です。力を出せるかどうかは前半どれだけリラックスできるか、でした。
12頭立て7番枠からのスタートで、指示は「中団で馬の後ろに入れてリラックスさせる」です。馬場コンディションはHeavy10と、重馬場でした。僕のイメージではAutumn Wildは重馬場を気にしない馬だと思っていたので不安はありませんでした。
いつもスタートが早く、そのままの勢いで掛かり気味になってしまう馬ですが、今回は頭を上げるのも許容範囲内でレースの流れや隊列も良く、余力も残して直線も迎えられました。
直線では終いの伸びも良く、残り50mまでは先頭に立っていたのですが…外から更に勢いある馬にかわされ、頭差の3着に。とても悔しい結果になってしまいました。
厩舎側からは引き続きチャンスをいただけると聞いたので、次こそ結果を出します!
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