2020年01月26日(日) 18:00
フェブラリーSの前哨戦。過去5年の連対馬の4角順位は平均8.5で、明らかに差し有利の傾向。ミスタープロスペクター系はもちろんだが、ストームキャットやエーピーインディの血を持つ馬がよく活躍しているのは東京ダ1400戦らしい。ミスプロ系ではノンコノユメ(父トワイニング)、カフジテイク(父プリサイスエンド)、モーニン(母父ディストーテッドヒューマー)と、フォーティナイナー系の血が最近はよく走っている。(解説:望田潤)
コパノキッキング
モエレジーニアスの甥。ガネー賞のクリエイターなどが出る牝系は芝向きの斬れ味がある。そこに南関8戦5勝のゴールドヘイロー、ゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)のスプリングアットラストが配された。脚長でしなやかさで短距離を走るタイプで、昨年はマーフィーを背に根岸Sを快勝。最近は1200でも行きっぷりがいいが、折り合いがつけば1400もOKだろう。脚抜きのいい軽い馬場がベター。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
ダノンフェイス
アイアムアクトレスの甥で、ダノンシーザーのイトコで、母アイアムカミノマゴは阪神牝馬S勝ち。母母アイアムザウィナーはJRA3勝。キングカメハメハ×アグネスタキオンはアットザシーサイドと同じ。この牝系は短距離の手堅いスピードが売りで、トムフール的な無駄のない捌きで走るので、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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