【京都牝馬S】タフな馬場で外差し優勢なレース ノーザンテーストが強くクリスの血が穴に

2020年02月16日(日) 18:00 25

2016年から施行時期が2回京都になり距離も1400mに短縮。この4年のデータでいうと、タフな馬場で時計や上がりのかかる決着になるからか、レッツゴードンキ、リナーテ、アマルフィコースト、エスティタート、ウインプリメーラとノーザンテーストの血を引く馬の健闘が目立つ。あとアマルフィコースト13人気3着、ワンスインナムーン7人気2着、マジックタイム6人気2着と、シャーペンアップ~クリスの血を引く馬が穴になっている。1~3着馬の4角順位は平均7.1で、毎年外差し有利な馬場バイアス。(解説:望田潤)

アルーシャ

 母ザズーはラスヴィルヘネスS(米G1・ダ8F)とレディズシークレットS(米G1・ダ8.5F)勝ち馬。ディープインパクト×タピットはグランアレグリアと同じ。母系にゴーンウエストが入るのはショウナンアデラやケイアイノーテックと同じで、サーアイヴァー≒セクレタームのニアリークロスになるので体質が柔く大箱向きのマイラーに出やすい。昨年4着時よりパワーアップしている感はあるので、もっと上の着順を狙えるかも。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎

サウンドキアラ

 母サウンドバリアーはフィリーズレビューの勝ち馬。牝祖レディズシークレットは北米古牝馬チャンピオンで、子孫にマイスタイルなどがいる。ディープに・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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