2020年02月29日(土) 18:00 52
古い歴史を持つ中山記念は、1800mに変わりスピード化が進んだ1970年代からリピーターの多い「スペシャリストの重賞」となった。1、1、2着だったカネミカサ、同じく1、1、2着のエイティトウショウは古いが、過去20年に限定しても、ローエングリン1、3、1着、バランスオブゲーム2、1、1着、カンパニー2、4、1、1着。さらにはローエングリンの産駒のロゴタイプが3、2、7、3着。3回も馬券に関係した馬が4頭もいる。
今年もリピーターの多い年で、すでに1、1着しているウインブライト、昨年2着のラッキーライラックがいる。さらに2回挑戦して3、7着のマルターズアポジー、18年5着のペルシアンナイトが出走する。史上初の3連覇がかかるウインブライトだけでなく、他の3頭も軽視できない。実際に・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。