【桜花賞】快時計で決着した前哨戦は本番に結びつく

2020年04月11日(土) 18:00 72

今年の牝馬戦線は、きわめて高レベルにある可能性が高い

 競馬はタイムトライアルではない。同じ競馬場でも、馬場コンディション、ペース、相手が異なる。ただし、春の牝馬クラシックでは、阪神1600mの「阪神JF」「チューリップ賞」の勝ちタイムはきわめて重要な決め手になる。

 【阪神JF】の時計ベスト5は

 1位…19年「1分32秒7」勝ち馬レシステンシア。2、3着のマルターズディオサ、クラヴァシュドールは、1分33秒5の同タイム。

 2位…06年「1分33秒1」勝ったウオッカは、チューリップ賞で首差2着に台頭したダイワスカーレットに桜花賞で2着に負けたが、日本ダービー1着。
 
 3位…07年「1分33秒8」勝ち馬トールポピーは桜花賞こそ阪神JF6着のレジネッタに屈したが、オークスは斜行しながらも1着。
 
 4位…13年「1分33秒9」レッドリヴェール、ハープスターが鼻差同タイムの1、2着。この2頭は桜花賞で2着、1着。ハープスターはオークス2着。
 
 5位…16年「1分34秒0」勝ち馬ソウルスターリングは桜花賞3着、オークス1着。2、3着だったリスグラシュー、レーヌミノルが、桜花賞2着、1着。

 【チューリップ賞】の勝ち時計ベスト5は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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