2020年04月14日(火) 18:00 3
無敗の女王となったデアリングタクト。デビュー3戦目でのGI勝利は40年ぶり3頭目の快挙(写真提供=デイリースポーツ)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、春のクラシック第1弾の桜花賞を取り上げます。同舞台の阪神JFとチューリップ賞で単勝1倍台の人気馬が未連対に終わったこともあり、“オッズ的には”断然の主役不在だったレースを、果たしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、「得意レースは牝馬GI」と語るT-dash氏です。基本的には人気馬を外す方針を掲げているものの、今回はあえての「一騎打ち(ぶち込みレース)」と主張。「流れは速くなるだろうから折り合いも心配ない」と1番人気のレシステンシア を素直に本命に推します。
そして対抗には、「前走の最後の脚はケタ違い」だった2番人気のデアリングタクト 。「2頭で決まると思うが、紛れがあるかもしれないので馬連、ワイド2点にします」と慎重な買い目ながら、馬連11.1倍とワイド4.9倍をそれぞれ5,000円ずつ購入し、ダブル的中となりました。万が一、なにか1頭に割られるリスクを回避しながら、人気決着での回収率800%はお見事でした。予想結果はこちら上位人気の組み合わせで決まりそうなレースを攻略するためのお手本のような馬券例だった
もうひとりは、期待値を重視するKAZOO氏です。同じく本命は「前走抑えた逃げが敗因で、今回はタイトなラップを刻むであろう」と見込んだレシステンシア。2番手評価も、「過去2走を見た感じでは次元の違う走りをしており、アッサリがあっても不思議ではない」と、高い評価を下したデアリングタクトでした。
注目は、9番人気で3着のスマイルカナを穴馬に抜擢していたことでしょう。「実績からレシステンシア同様スタミナ勝負のほうが向いている」と適性を評価し、「逃げか番手を想定すると、残しても不思議ではない」と展開を読み切りました。結果は、スマイルカナ3着固定の3連単477.6倍を200円的中で、9万円オーバーの払戻しを獲得しました。予想結果はこちら人気薄のスマイルカナを3着固定に据えるあたりに、今回の馬券の妙がうかがい知れる
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