2020年04月17日(金) 18:00 39
まだ負けていない馬も多い今年の皐月賞。堅く収まるのか、それともたまにある大波乱の皐月賞になるのか……まずは競馬開催が続いていることを喜びつつ、この皐月賞を楽しみたい。
無敗のGI馬対決、まずはコントレイルから触れていこう。新馬戦と東スポ杯を見た時点では、決め手にすぐれてダービー向きの馬、逆に言えば皐月賞向きではないと感じていたのだが、ホープフルSを見て考えを改めた。トータルの時計もかかりラップの上下も少ない競馬を好位から勝ちきったのだから、思ったより対応幅が広い可能性もある。1番枠があだになる形は怖いが、やはり最有力ではあるだろう。
サリオスはマイルばかりを使われてきたが、・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。